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夏の甲子園2017「優勝候補はここだ!」戦力徹底分析

[週刊大衆2017年08月21日・28日号]

 今年も球児たちの夏がやってきた。「今夏の甲子園は“打高投低”、目玉は東の清宮幸太郎と西の安田尚憲の2人という下馬評でしたが、彼らの所属する早稲田実業と履正社は地方大会で敗退という波乱が起きました」(スポーツ紙デスク)

 他にも報徳学園(兵庫)や、福岡大大濠、日大三(西東京)など、春のセンバツで活躍した強豪校が地方大会で次々と姿を消し、様相はまさに群雄割拠。その中で、深紅の大優勝旗を手にするのは、いったい、どの高校になるのか。その行方を占っていきたい。

 まずは優勝候補の大本命から。「頭一つ抜けているのが大阪桐蔭」と言うのは、野球専門誌『野球太郎』の持木秀仁編集長。「もちろんセンバツの覇者ということもありますが、強豪相手の公式戦で16連勝、厳しい大阪の大会でも徹底マークを受けながら、勝ち上がってきたことに意味があります」

 その強さを支えるのは、やはり他校が羨む戦力の充実ぶりだろう。エースの徳山壮磨は、最速147キロの伸びのある直球と多彩な変化球を自在に操り、制球力もある。さらに内野手の根尾昂も、最速148キロの速球派右腕だ。

 打者では、その根尾に加え、藤原恭大、山田健太の2年生トリオが健在。センバツでしのぎを削ったライバルたちが不在の中で、優勝に最も近い存在というのは、誰もがうなずくところだろう。

 その大阪桐蔭の牙城を突き崩す対抗馬として挙げられるのが、東の横浜、西の秀岳館の2校だ。横浜で“筒香二世”と称される稀代のスラッガー・増田珠は、全方向に長打を打つことができる右の中距離打者。「神奈川大会7試合では5本塁打を放ち、打率は.600。今年のドラ1候補として、プロのスカウトも注目する存在です」(前出のスポーツ紙デスク)

 また、増田以外にも、万波中正や福永奨といったタレントもそろっている。「特に捕手の福永は地肩が強く、補殺も多い。打撃も、振り切るスイングにはクセがなくプロ向きです」(アマチュア野球担当記者)。

 一方の秀岳館も、最速148キロの直球と鋭いスライダーが持ち味の力投型投手・川端健斗に、170センチと小柄ながら、消えるチェンジアップを投げる左腕・田浦文丸の二枚看板の存在が光っている。打線も、ノーステップ打法で広角に強い打球を弾き返す木本凌雅を中心に切れ目がなく、逸材ぞろいだ。

「もう一つ侮れない理由は、県大会の最中に病気で倒れた鍛治舎巧監督が復帰したこと。県大会決勝で指揮をとれなかった監督に花を持たせようと、選手のモチベーションは上がっているはずです。ここの主力は、鍛治舎さんが大阪でシニアの監督をしていた頃からの教え子ですからね」(前同)

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