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福岡ソフトバンクホークス「V奪還のキーマン」は、ルーキー田中正義&ベテラン松坂大輔!

[週刊大衆2017年02月27日号]

 昨シーズン、12球団随一の選手層の厚さを誇るも、まさかのV逸に終わったソフトバンク。今季のV奪還は至上命題だが、不安要素がないわけではない。「侍JAPANに、主力4人が選出されたんです。特に千賀滉大、武田翔太の2人の先発投手は心配の種です」(スポーツ紙デスク)

 WBCでのケガももちろんだが、それ以上に心配なのが、シーズンを通してのコンディションだ。「開幕前のWBCに合わせて体を作るため、調整が難しいんですよ。そうすると、シーズン終盤まで好調を維持できないことが多いんです」(前同)

 投手王国のソフトバンクといえども、エース級の2人が終盤に調子を落とすのはこのうえなく怖い。多くの先発投手をそろえることが、優勝の鍵となるのは、どのチームも同じだろう。そういったチーム事情もあり、キャンプで注目される投手が2人いる。まずは、昨年のドラフトで5球団の指名を受けた大物ルーキーの田中正義だ。

「モノが違いますね。まだ全力で投げているわけではありませんが、伸びのあるストレートには大器の片鱗がうかがえます。ブルペン捕手も、“回転がよく、受けていて気持ちいい”と絶賛していました」(同)

 また、こんな声も。「取材に来ていた重鎮の野球評論家たちも、球の出どころが見えにくいフォームだし、打者は相当苦しむだろうと褒めていました。視察に来ていた王貞治球団会長も“球の角度が良く、ストレートの質がいい”と、ご満悦だったそうです」(別のスポーツ紙記者)

 それほどの“逸材”となれば、開幕一軍、ローテ入りの期待もかかるが、「田中は高校、大学でヒジと肩を痛めています。だから、慎重に調整していくことになると思いますよ。入団当初から、現場とスカウトの間でも、じっくり育てていくということになっていましたから。雄姿が見られるのは、夏場以降になりそう」(球団担当記者)

 そして、もう一人、期待されるのが、崖っぷちの大ベテラン・松坂大輔だ。「日本に帰ってきてからの2年間で、一軍登板は1イニングだけですからね。契約最終年だけに、相当気合が入っていますよ」(前出のデスク)

 その気合の表れは、肉体を見れば一目瞭然だ。「相当絞り込んできましたね。9キロの減量に成功したそうです。シルエットは、全盛期そのもの」(前同)

 体のキレも戻ってきており、キャンプ3日目にはフリー打撃で63球、翌日はブルペンで130球を投げ込むなど、仕上がりの早さをアピールしている。「工藤監督も“見違えるように良くなった”と褒めていましたね。その報告を聞いた王会長も、胸をなでおろしたそうです」(前出のスポーツ紙記者)

 “凄い松坂”が本当に戻ってくるのなら、球団にとっても心強い限りだが、「動きは良くなりましたが、球速はまだまだ。かつての直球に頼った投球を、どう変えられるか、これからが正念場でしょう」(前同)

 松坂の場合は待ったなしだ。球団をプラスに導くエースの復活に期待しよう。

打球がホームランになるには、普通は90メートル以上の飛距離が必要です。 ただし、ランニングホームランの場合は、この限りではありません。プロ野球史上、最も飛距離の短いホームランは22メートルだそうです…
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